民事再生は住宅ローンも含む重債務に悩んでいる債務者に対して、住居を手放さずに金銭面でやり直すための法的な債務の整理の処理方法として平成12年11月に適用されるようになった解決策です。78-6-113

民事再生には、破産宣告とは違い免責不許可となる要素がないので、賭け事などで債務が増えたようなときでも民事再生手続きはできますし破産申告をした場合は業務が行えなくなるリスクのある業種で給与を得ている人でも手続きが可能です。78-14-113

破産の場合には、住んでいるマンションを残すことは無理ですし、任意整理等では元金は完済していかなければなりませんので住宅ローンなどを含めて支払うのは多くの人にとっては簡単ではないでしょう。78-9-113

ですが、民事再生という処理を採用することができれば、住宅ローン等を別とした負債についてはけっこうなお金を減らすことも可能ですので、十分に住宅ローン等を払いながら借入金を返済し続けることもできるといえます。78-20-113

とはいえ、民事再生による整理は任意整理や特定調停といった処理と異なり一定の債務だけを除外して処理を行うことは考えられませんし破産宣告に適用されるように返済義務それ自体消えるわけではありません。78-1-113

それに、そのほかの手続きと比べるといくらか煩雑で期間もかかりますので、住宅のためのローンを組んでおり住んでいるマンションを手放したくないような状況等を除いて、破産等といったそれ以外の方法がとれない際の限定的な手続きとして考えていた方がいいでしょう。78-4-113

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